そろそろ、Android の勉強をはじめようと思っています。 Android の SDK は前に一度 Windows 環境にインストールしたことがあったのですが、 10.04 も出たことだし、最近自宅ではほとんど Ubuntu を使っているので Ubuntu 10.04 にインストールしてみました。 とりあえず お約束の 「こんにちは世界」を表示するところまでは、なんとかこぎつけました。
自分の備忘録と誰かの参考になればとインストールメモを書いてみます。 (個人的には CUI 好きなのですが、今回は GUI でできることはなるべく GUI でやってみました。)
** 事前準備 sun の jdk と eclipse のインストール
Android SDK *1 の System Requirements によると Not compatible with Gnu Compiler for Java (gcj) と書いてあるのですが、Ubuntu では 10.04 から sun の java が標準ではなくなったそうです。 *2
そこで sun jdk をインストールように設定します。 - システム->システム管理->Synaptic パッケージマネージャーを起動します。 - Synapticパッケージマネージャーのメニューから 設定(S) -> リポジトリ(R) を選びます。 - 表示されるダイアログから他のソフトウエアというタブを選択します。 - http://archive.cannonical.com/ubuntu lucid partner にチェックを入れ 閉じる(S)を押します。 - 再読み込みを押してパッケージ情報を更新します。 - クイック検索の所に sun-java6-jdk と入力し、sun-java6-jdk を探してインストール指定をします。 - 依存により要求された変更を追加しました? と聞かれるのでマーク(M) を押します。 - 次に eclipse のインストールを指定します。 - クイック検索の所に eclipse を入力し、eclipse を探してインストール指定をします。 - 同じようにインストール指定をします。 - 依存により要求された変更を追加しました? と聞かれるのでマーク(M) を押します。 - 適用を押すと、以下の変更を適用しますか? と聞かれるので 適用(A) を押します。 - 途中でjava のライセンスの確認ダイアログがでるのでチェックして 進む(F)を押してください。
** Android SDK のインストール - http://developer.android.com/intl/ja/sdk/index.html より - Linux (i386) android-sdk_r05-linux_86.tgz をダウンロードして展開したものを適当な場所に置きます。
** Eclipse 用の ADT プラグインのインストール - アプリケーション -> プログラミング -> Eclipse で Eclipse を立ち上げ(Workspaceはディフォルトの設定)ます。 - Help -> Install New Software... を選んで Work with: の所に https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/ と入力し Add... ボタンを押します。 - 表示されるダイアログボックスの Name: の所は何でもよいそうですが、とりあえずガイドの通り、Android Plugin と入力しました。 - しばらくすると □ Developer Tools と表示されるのでチェックを入れて Next を押します。 - そのまま Next を押していきます。ライセンスの確認がありますので。I accept terms of the license agreements を選択し Finish をおします。 - インストール中セキュリティー警告がでますが、今回はそのまま進めます。 - Eclipse を再起動するかきかれるので再起動します。
** Eclipse に Andorid SDK の設定する - Winodw -> Preferences でダイアログを開き Andoroid の所を開いて SDK Location: に先ほど展開した Andorod SDK の場所を設定します。
** コンポーネントのダウンロード - Window -> Andorid SDK and AVD Manager を選んで Andorid SDK and AVD Manager を開きます。 - Avaalialbe Packege を選び 必要なパッケージを選びます。とりあえず全部選びます。
** Virtual Device の作成 - Virtual Devices を選び New を選び Targe: を Android 1.5 - API Level 3 を選びあとの項目は適当に入力します。
** Help World の作成と実行 - File -> New -> Ohters を選び Andoroid プロジェクトを選択します。 - New Andoroid Project ダイアログに下のように入力します。 -Build Path を設定します。 -- Project -> Properties を開き Java Build Path の Order and Export の Android 1.5 にチェックを入れます。 - 今日は世界という文字列を設定しました。 -- HelloWorld/res/values/string.xml を開き hell(string) リソースの Value を こんにちは世界にします。 - HelloWorld を右クリックして Run as Android Application を選びます。 - エミュレータが立ち上がってこんにちは世界と表示されます。 *3
*1:http://developer.android.com/intl/ja/sdk/index.html
*2:http://www.ubuntu.com/getubuntu/releasenotes/1004#Sun%20Java%20moved%20to%20the%20Partner%20repository https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?pid=57705 http://developer.android.com/intl/ja/sdk/index.html
*3:エミュレータが立ち上がるまでには結構時間がかかります。一旦立ち上がったらEclips実行中はたちあがたままにします。