Okada Hiroshi の blog

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[Android] Android エミュレータが遅いので、VirtualBox に Androidx86 をインストールしてみました

Ubuntu 10.04 に Android の開発環境をインストールしてみた - Okada Hiroshi の blog ということで、Android の勉強をはじめたのですが、エミュレータの起動が遅いし、動作も今ひとつもっさりしていて、あまり快適ではありません。

そこで、X86 で動く AndroidVirtualBox で動かしたらもう少し快適に動作するのでは? と思ってやってみました。

僕の使用しているデスクトップは 1.86GHz くらいの Core2Duo ですが、結果は、おもった以上に快適でした。

以下、手順を書きます。環境はUbuntu 10.04 LTS デスクトップ です。

  • まず、VirtualBox を Synapitic パッケージ・マネージャーからインストールします。 -- 単純に virtualbox-ose にチェックを入れてインストールするだけです。 -- なお、起動は、アプリケーション -> アクセサリ -> VirtualBox OSE です。

  • 次に http://www.androidx86.org/ http://www.android-x86.org/ の downloads の所から android-x86-1.6-r2.iso をダウンロードしました。

  • この CD イメージを使って AndroidX86 をインストールしました。 -- メモリを512MB、ハードディスク 4GB にしました。*1 -- 仮想マシンのネットワークの設定はディフォルトでは NAT ですが、それでは外側からアクセスできないので、ブリッジアダプタにしました。*2 -- インストール時にハードディスクのパーテーションを設定しますが、全部を1パーティションにして、ext3 でフォーマットしました。

  • 起動時には20秒ほどかかります。

  • とりあえず Settings -> Locale & text -> Select locale で Japanese を選びました。

  • 設定 -> Ethernet Configuration で Ethernet の設定を確認しました。 -- なお、IP アドレスは一番上部の部分からマウスでドラッグして出てくる場所で確認できました。

  • デバッグを有効にするために次の設定をしました。 -- 設定 -> アプリケーションで 提供元不明のアプリを許可をチェックしました。 -- さらに -> 開発で USBデバッグとスリープモードにしないをチェックしました。*3 -- また Dev Tools -> Development Settings で Wait for debugger をチェックしました。*4

  • Ubuntu の端末上で ./android-sdk-linux_86/tools に移動して次のコマンドを打ちました。

    || $ export ADBHOST=192.168.1.7 # アドレスはさっき確認した物 $ ./adb kill-server $ ./adb start-server $ ./adb start-server # 確認、下のように出れば多分 OK です。 List of devices attached emulator-5554 device ||<

Eclipse 上で Android Project (1.6用) を作って Run As Android Appliaction で実行すると見事にエミュレータ上で実行できました。

参考ページ - http://f.orzando.net/pukiwiki-plus/index.php?SmartQ5/AdbWithWifi - http://d.hatena.ne.jp/androidzaurus/20080930/1222739493

*1:たぶんそんなに要らないです

*2:家庭内LANでは問題がないですが、そうでない時は問題かもしれません

*3:これはいらないかも?

*4:僕の所では必要でした